勉強のお供に


月曜担当の山口です!


今日は冬も近づき、寒くなってきたこの時期に飲みたくなるコーヒーについてお話しします。



受験生のみなさんは、勉強のお供にコーヒーを飲んでいる人も多いのではないでしょうか。


コーヒーに含まれるカフェインは、脳を興奮させるので眠気を覚ますために飲んだり


集中力を上げるために飲みますよね。


ですがこのカフェイン、摂りすぎてしまうと逆に集中力を欠いてしまう可能性があることがわかっています。

 

ではなぜカフェインの摂りすぎが脳のパフォーマンスを下げてしまうのかを説明していきますね。


その理由は、カフェインは脳を興奮させ、ワーキングメモリに負荷を掛けてしまうからです。

  

ワーキングメモリとは、脳の情報処理能力のことで、机の上の作業スペースのようなものです。


机の上の作業スペースが広いほど、物がたくさん置くことができるので、作業もしやすくなる。

 

ワーキングメモリも同じで、鍛えられたワーキングメモリを持つ脳は、情報処理能力に優れています。


つまり、記憶力、計算力、集中力、思考力、言語能力、に優れているということになるのです。

 

コーヒーに含まれるカフェインは、ワーキングメモリに負荷をかけて、作業スペースを狭くしてしまうのです。


その結果、情報処理能力が低下し、学習能力が落ちてしまいます。



そんな情報処理能力を下げてしまうカフェインを含むコーヒーを飲まないほうがいいのか。


というとそんなことはありません。

 

上手くコーヒーを利用すれば、受験勉強を効率的にすることができます。

 

カフェインは、中枢神経を興奮させて、興奮作用をもたらします。


ですので、集中したいときに、飲むと集中力をアップするのも確かです。

 

ただし、コーヒーの飲み方に注意する必要があるのです。

 

カフェインはワーキングメモリに負担をかけてしまいます。


なので、簡単な作業やあまり思考力を必要としない作業のときは、コーヒーを飲んで、集中すると良いです。

 

しかし、難しい作業のとき、思考力を必要とするときは、カフェインを飲まない方が良いのです。

 

難しい作業のとき、思考力を必要とするときは、それだけでワーキングメモリはいっぱいいっぱいです。

 

そこにカフェインを摂って、ワーキングメモリに負担をかけると、


集中力アップを通り越して、ストレスを感じ、不安や緊張を覚えることなります。

 


コーヒーは確かに集中力をを上げるものとしては重宝しますが、


深い思考をするときには逆に妨げになってしまうんですね。


これからコーヒー、カフェインの摂り方に気をつけて勉強を効率的に行っていってくださいね!


それではまた来週です( ´ ▽ ` )ノ