小説の読み方①

こんばんは!水曜日担当の相樂です!


さて!皆様、論説文の解き方はいかがでしょうか?

上手くいっていますか?



自分の書いたものを読み直しつつ、わかりにくいところは掘り下げていければと思います。



そんな今回は小説文の読み方をご紹介していきます!



論説文の後には小説文がくるものですが、皆様は論説文と同じ解き方、または同じ目線で説かれていますか?



実はそれ結構危ないと言わざるをえません。



なぜか?

論説文は我々のあずかり知らない文章を説明し、納得してもらうための文章です、つまり我々にもわかりやすく、掴みやすい言葉が出てくる事が多いわけですね!



しかし、小説文で同じ事があるのでしょうか?

例えるのであれば、ワンピースでクロコダイルに怒りを覚えるルフィが今、どれくらい怒っていて、その怒りをわかりやすく例え、クロコダイルをどうしたいか。。。について書かれているのでしょうか?



答えはノーだと思います。


では、我々はどのようにルフィが怒りを感じていると捉えられるのでしょう?



考えてみると、顔の表情や怒鳴り声、突発的な荒い表現などで感じているかと思います。




小説文を読み解く際に大切な事はここにあります!


つまり、主人公の感情や行動から出る音、また主人公の性格などを

まずは抑えなければならないという事です。



文章においてカギカッコの話し文の後、嫌な気持ちだ、複雑な思いだ、飛び上がりそうな思いだ。など、主人公の次の行動を示唆する

言葉が書かれている事が多くあります。


その表現を見落とさず、マークをつけたりして、実際の問題にて問題文の段落の近くの主人公の感情はどうであったのかを捉えてみてください。



もちろん、感情が書かれていない場合もよくみかけます。


その場合、どのようにして主人公の感情を捉えればよいのか。。。



答えはひとつ!主人公の性格を直球に受け止め、感情を予測するということです!



私がよく説明するときに使う言葉は<当たり前の法則>と銘打っています。



例えるのであれば、気弱な主人公が出てくる小説文において街でポイ捨てをする人を見かけた場合、その主人公は正義感にかられゴミはゴミ箱へ!と注意するでしょうか?



そう、恐らく特別な文が本文に盛り込まれていない場合、しない、が正解でしょう。

なぜなら彼は気弱な性格なのだから。



実際の文章ではもっと複雑で少しわかりにくい表現がなされているかもしれませんが、基本的な考え、直球に受け止めるという事はどういう事か?と申せば↑↑のような考え方になります。



さてさて、今回も大丈夫でしたか?

次回は小説文をもっと深く、そして正確に読み進めていくにはどうすればよいのかを書いていこうと考えています。



お疲れ様でした!

明日も皆様にとってよりよい1日となりますように!