勉強の意味って何?

 

皆さんこんばんは。

 

 

今週も木曜がやって来ました。

しかし今週の木曜日はいつもとひと味違います。

 

 

そう、何を隠そうクリスマスイブです。

 

 

皆さんのご家庭には今日チキンやホールケーキが並ぶのでしょうか。

 

 

 

しかし受験生にクリスマスなんて関係ありません。

 

 

来年に楽しみはとっておいて是非今年は諦めて勉強されてください。 

 

 

私が受験生の時のクリスマスイブはもちろん予備校だったのですが、その予備校の場所が名古屋駅近辺でしたから当然カップルだらけでした。

 

 

そんな光景を見て羨ましいことこの上ないのですが、

 

 

「皆が遊んでる時に頑張っている僕はきっとえらい!!来年こそは僕も堪能してやる!!!」

 

 

と言い聞かせ何とか乗りきました。

 

 

その時はなかなかしんどいんですけど、時間が経った今思うとあれはあれで貴重な経験だった気もします。

 

 

 

受験まで泣いても笑ってもあと少しです。

 

 

クリスマスといえども気を引き締めていきましょう。

 

 

 

 

さて今日の本題へ。

 

皆さんは勉強をする意味を考えたことがありますか?

 

よく世間の学生からは「勉強なんて意味が無い」といったような声を耳にします。

 

意味が無いからする必要がない、なるほど確かにその通りです。

 

 

私も、中高生の頃は先生たちに「勉強しろ」と言われるたびにそう思っていました。

 

 

しかしそれもそのはずで、実際私たちは勉強しろとは言われることはあっても、一体勉強を何のためにするのかということはあまり教えられることはないように思います。

 

 

何のためにするかわかっていない事なんて継続して続けられるわけがありません。

 

 

では果たして勉強する意味って一体何なのでしょうか。

 

 

この問に対して私たちは「志望校に受かるため」、「良い企業に就職するため」と色々答えが用意できそうです。もちろんこれらの解答は間違っていないでしょう。しかし本当にそれだけでしょうか。

 

 

 私たちは言葉の世界に生きています。「いきなり何を言ってるんだ」と思われているかもしれませんが、少しだけ私の話を聞いてください。

 

私たちは何気ない友達との会話、趣味の読書や映画鑑賞、そして受験勉強などの全てにおいて言葉を媒介として生きています。

 

私たちは言葉がなければ何も理解することも出来なければ、友人の思い一つでさえ汲み取ることが出来ません。

 

 

私たちにそれを可能にしているのは互いが理解し合える共通言語の存在を前提にしているからに過ぎません。

 

 

つまり私たちは言葉を介して世界を理解しているのです。世界があるから言葉があるのではなく、言葉があるから人間は世界という概念を創造し、それを認知することが出来たのです。

 

 

言葉が存在しない動物には世界という概念は何の意味も持ちません。そしてその言葉こそ『知識』に他ならないのです。

 

 

私たちの視野の限界は自分の持っている知識の量で決まります。

 

 

つまり世界を言葉(知識)で理解している私たちは自らの知識の範囲でしか世界を見ることが出来ないのです。

 

 

では勉強をする意味とはなんでしょうか。

 

 

私たちは何のために勉強しているのでしょうか。

 

 

それは自らの世界を広げるために他なりません。

 

 

 

勉強をして知識をつけるたびに私たちの視野や世界は深みを増し、知識はそれだけであなたの世界や視野を広げます。

 

そしてそれはそのまま、あなたの可能性を広げることにつながるのです。

 

覚えた知識の一つひとつが必ずあなたの血となり肉となります。

 

 

勉強は「志望校に受かるため」、「良い企業に就職するため」にもちろん必要なことですが、

 

 

それ以上にあなたの人生を豊かにするために必要なものなのです。

 

 

覚えて無駄な知識なんて一つもないのですよ。

 

 

 

そして今まであなたに無かったものを創りあげることこそ、私たちCreative Academy最大の責務です。

 

 

Creative Academyの名前の由来はそこにあります。

 

 

「勉強なんてしたくない」という人たちが夢を見つけ、がむしゃらに勉強を始める。

 

 

「高校・大学なんてどこでもいい」と言っていた人たちが目標を見つけ本気で志望校を目指し出す。

 

 

このような0から1を生み出す教育こそ私たちが目指す教育です。

 

 

 

 

 

はい、長くなりましたので今週はこの辺りで。

 

 

また来週お会いしましょう。

 

 

中原