学生という時間


 

皆さんこんばんは。

 

 

 

クリアカの中原です。

 

 

 

 

 

本日は『学生という時間』についてお話してみようと思います。

 

 

 

 

 

 

最近個人的な悩みがあります。(いきなり)

 

 

歳を重ねるに連れて時間を忘れるぐらい何かに没頭できなくなってきました。

 

 

 

したいことがたくさんあるのにも関わらず、

 

 

年々それに没頭する時間が確保出来なくなっている現状がとても辛く感じます。

 

 

 

昔は何かにハマるとその事しか考えられなくなって、没頭しているうちに気づいたら1日が終わる。

 

 

なんてことも多々。

 

 

今思うとなんて幸せだったんだと思います。

 

 

 

例えば、私が中1の時に大ハマリしたのがPCのオンラインゲームでした。

 

 

FPSというジャンルの戦争のゲームだったんですけど、本当毎日やりこんでた気がします。

  

 

休みの日となると朝起きて寝るまで時間を忘れてPCの前に張り付いていたことも。

 

 

実際、中1から高2まで飽きることなくやってました。

 

 

 

 

他にも小説。

 

 

いつもは一冊読み切るのにぜーぜーしていた私。

 

 

基本的には内容よりも「やっと読み終わった・・・」という達成感のほうが強かったです。

 

 

そのためあんなに分厚いハリーポッターなんてとてもじゃないけど読む体力ありませんでした。

 

 

しかも続きものだしそもそも読む前からギブアップ。

 

 

そんなに辛いなら何で本読むねんって話なんですが、

 

 

何となく本を読んでいる自分は嫌いじゃなかったんですよね。

 

 

だからは読みはしたもののいつも苦しみながら読んでました(笑)

 

 

 

 

ところが、ある日とある小説(ファンタジー系)に出会います。

 

 

たまたま手に取った小説。

 

 

全部で12巻の続きものという当時の自分ではありえないボリューム感でした。

 

 

でもなぜか惹かれるものがあって、とりあえず1巻だけ購入

 

 

早速お家に帰って読書開始。

 

 

・・・・・・・

 

 

 

・・・・・・・・・・・・

 

 

 

疲れた。。。。。

 

 

 

1巻ってだいたいどの本も共通してるんですけど、

 

登場人物の名前が横文字だと全然覚えられないし、

 

その物語の世界観に馴染むのも時間が掛かるし、

 

情景描写だったりが多くて、とにかく内容に入りにくいんですよね。

 

 

こんな感じで早くも挫折しそうでした。

 

 

しかし1巻を1ヶ月に渡ってちびちび読み進めた結果、最後の最後にやっと「お・・・?次はどうなるんだ・・・?」となってようやく物語の中に入り込めました。

 

 

 

それからというもの、毎日その本のことしか考えられなくなります。

 

 

結果、2巻から12巻までわずか1週間と少しで読み切ってしまうという当時では考えられないことが起こりました。

 

 

朝起きて寝るまでベッドの中でずっと小説に入り浸り、私も物語の中で生きているようでした。

 

 

登場人物と共に嬉しくなり、悲しくなり、涙することも。

 

 

現実の世界がくだらないと思うぐらい物語に没頭していました。

 

 

小説が好きな方は分かる感覚だと思いますが、

あのページをめくるたびに物語が終わりに近づいていく寂しさを感じたのも、あんなに大切にページをめくったのも初めてのことでした。

 

 

それぐらい時間を忘れて本を貪りました。

 

 

 

他にも部活の吹奏楽でやったアルトサックスにしろ、バンドでやったギターにしろ好きなだけ時間を費やすることができましたし、

 

 

受験に関してもそうでした。

 

 

 

当時の私は時間を忘れて勉強をすることが許されていました。

 

 

自分の将来と勉強のことだけを考えて、ただ一途に勉強に打ち込むことが出来ました。

 

 

 

しかし

 

 

時間を忘却して何かに打ち込むことも、

 

ただしたいことを一生懸命することも、

 

人生を背負って勉強することも

 

 

全部高校生である今だから出来ることなんです。

 

 

いや、今しか出来ない本当に貴重なことなんです。

 

 

 

今という時間は無限ではありません。

 

 

したいことに何時間でもかけられる学生時代はいずれ終わりを迎えます。

 

 

 

 

1つのことだけを考えてそれに対して贅沢に時間を使えるのは学生である皆様の特権なんです。

 

 

 

皆様がよく聞く大人の「もっと〜しておけばよかった。」というセリフ、

 

 

 

何でも出来たのに何もしてこなかった自分に大人は皆後悔しています。

 

 

 

 

本は嫌いですか?

 

 

 

勉強は嫌いですか?

 

 

 

もちろん嫌いなのは構いません。

 

 

 

ですが、それに向き合える時間があるのは

 

 

思う存分悩んで後悔して努力できるのは

 

 

今が最後かもしれません。

 

 

 

 

嫌いなことに立ち向かう時間は大人になれば自ずと無くなっていきます。

 

 

 

 

私が時間を忘れてオンラインゲームに没頭できたのも、

 

音楽に打ち込めたのも、

 

好きなだけ本を貪れたのも、

 

朝から晩まで大嫌だった勉強ができたのも、

 

 

自由に時間を使うことの出来た学生だったからです。

 

 

 

学生のときには当然のように出来たことも大人になると全く出来なくなっていきます。

 

 

 

 

 

だからこそ私は学生である皆様に自分の今できることから目を背けてほしくありません。

 

 

 

 

 

人生の主役は紛れもなく自分自身です。

 

 

 

そして今はもう返ってきません。

 

 

 

これから大人になって後悔しないように、

 

 

 

 

是非、今出来ることを何でもしてください。

 

 

 

失敗してもいいじゃないですか!

 

 

それこそ学生!!!

 

 

 

くどいようですが、時間を忘れてゲームや読書や本に没頭できるのも、部活で涙できるのも、人生背負って勉強できるのも

 

 

今しかございません。

 

 

 

 

 

だからこそ

 

 

勉強に全てを注ぐことが出来たあの時に、何もしなかったことを後悔をすることがないよう

 

 

学生という時間を大切に過ごしてほしいと素直にそう思います。

 

 

 

 

 

 

かつて高3まで偏差値30台だった私でも大嫌いな勉強を克服できました。

 

 

 

 

皆様も大切な学生生活を後悔することのなきよう、精一杯たくさんのことをされてくださいね。

 

 

 

 

ではまた。

 

 

 

 

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