受験に昇進試験!逃れられないのなら得意にしてしまえ小論文!


皆さんこんにちは!相楽です。

 

高校生の頃、場合によっては小学生の頃にこの言葉を初めて聞く事になるでしょう「小論文」本日はこれに焦点を当ててみたいと考えています。

 

みなさんは文章を書くことは好きですか?自分は割と好きな方なのですが、最近小論文対策の授業が増えてきたように感じています。

 

見てみるとそんなに悪い文章が出てきたことはありません。しかし周りの皆々は口をそろえて「文章を書くのが苦手」と答えてくれます。

 

一体なぜなのか。

 

スマートフォンが当たり前になりインターネット社会と言われたが故なのでしょうか、小論文は時代のニーズに合ってはいないのでしょうか。

 

見てまいりましょう!

小論文と作文


小論文ともいえども皆さんが一番初めに多くの文字を書くことになるのは、ほぼ間違いなく「読書感想文」でしょう。

 

夏休みの宿題などで最後まで頭を悩ませるコレにはずいぶん苦労させられたと記憶しています。

 

この苦労した感想文と小論文は似ているのでしょうか。

 

残念ながらまず最初のポイントとして挙げなくてはならないのは「作文」と「小論文」はかなり違うと気持ちを切り替えることです。

 

作文とは筆者の体験や感想・考えを述べるもの、特に客観的な根拠は求められません。

 

対して、小論文とは、筆者の主張や意見があり、その根拠が論理的に述べられた文章のことです。

 

小論文では論理性や説得力の高さが評価されますが、作文では文章の流れや感性の豊かさ、表現の巧みさがポイントになります。

 

すなわち小論文は作文と違うものであり別途練習を行い備えなくてはならないものであるのです。

 

 

小論文は何を求められているのか


作文と小論文はまた違った文章ということをお伝えしましたので次点では何をどう筆を動かせば小論文となるのかです!

 

小論文とは最終的に点数化され順列に影響してきます、つまり点数のポイントが隠されていると言えます。決して能力が高いから良い小論文を作成できるというわけではありません。

 

方法と原則から外れないから得点が高くなるのです。どなたでもできます。

 

評価される小論文を書く上では、文章の組み立てが鍵となります。

 

そして、文章を理論的に構築するには、まず問題を正確に理解する読解力が重要です。

 

課題内容は、「問題文章を読み、その内容を的確に説明できるかを問うもの」や、「問題文章を基に自身の見解を展開し、それを論理的に説明させるもの」など様々な種類があります。

 

落ち着いて問題文章を読み、前提となる条件と解答として何が求められているのかを冷静に判断することが重要です。

 

試験対策における評価ポイントは一貫性・認識齟齬の有無・論理的根拠

 

小論文の基本として評価されるのが、文章に一貫性があること。

 

一つのテーマについて一つの主張をもとに論じるのが理想的です。

 

もちろん、前提となる知識や問題文章そのものの認識に誤りがないかどうかも重要です。

 

また、主張の根拠が客観的かつ論理的に述べられているかどうかも評価ポイント。

 

主張があっても根拠が客観的なものでなければ、その文章は小論文ではなく作文であると見なされてしまいます。

 

さらに、読み手を納得させるためには、根拠が論理的かつ分かりやすく示されている必要があります。

得点が伸び悩む方必見!確認事項12点!


皆さんは小論文の試験の時試験官の「始め!」の声でいきなり解答欄へ記入し始めていないでしょうか。

 

もしそうであるならばそこには「リスクがある」という事をお伝えします。

 

頭の中は常に問題に一生懸命です。アレを書こう、この根拠を使おう、キーワードはどこに配置するか、一般論との相違点はどこに配置するかなどなど、考えは目まぐるしく浮かび上がります。

 

それらすべてを頭の中で整理し順序だてて作成する、、、何とも難しい事であると言えます。

 

小論文においての基本は構成(型)を作ること。そしてそれらをまずは問題用紙の空白欄に書きだして整理することが必要となります。

 

型とは「序論・本論・結論」の構成のこと。

 

まず、序論では問題文章を踏まえて問題提起を行います。その上で、自身の考えの大きな方向性を主張します。

 

本論では、序論で述べた自身の主張の根拠を説明していきます。ここでは、小論文の内容に説得力を持たせるため、可能であれば主張の基にした事実なども踏まえながら、客観的な文章になるよう心がけます。

 

そして、最後に結論として、自身の主張を再度示します。

 

その際お伝えすべき作成ポイントは12点!

 

【第1】問題文の指示に正しく答える

 

【第2】「具体的な言葉」で書く

 

【第3】「資料」を正しく扱う

 

【第4】要約が「本文の切り貼り」にならないよう気を配る

 

【第5】課題文を無視して自分の意見を書きすぎない

 

【第6】課題文の趣旨をそのままなぞって書かない

 

【第7】ムダな言葉を省く

 

【第8】解答のバランスに気を配る

 

【第9】消極的な表現で印象を落とす

 

【第10】話の流れが整理する

 

【第11】課題解決型の問題を「一点突破」で押し切らない

 

【第12】事前に準備した筋書きやキーワードに頼りすぎず柔軟に対応する

 

ここに示した注意点は、ある意味で、ごく基本的なことに過ぎません。

 

しかし、「基本的なことだから大して聞く価値はないのだろう」と考えるのは、全くの間違いです。

 

たとえば「問題文の指示を正しく理解して書く」ということは、当たり前のことのようですが、実際に点を落としがちなポイントです。

 

言い換えれば、キッカリ気を配らなければ問題文の意味さえ理解せずに書かれていると言えます。

 

ごく基本的なことであるからこそ、ほとんどの人が気にも留めず、そのことの意味を深く考えずに答案を書いてしまう。

 

だから失敗する、というのが実態です。

 

皆さんは

・「問題文の指示を正しく理解して書く」ということに気を配っていますか

 

・「具体的な言葉」で書くことに気を配っていますか

 

・「要約する」ことに重要度を置いていますか

 

・「課題文」は何のためにあり、どう活用するのか考えてつかっていますか

 

スポーツや楽器でも、基本的な練習をおろそかにして上達することはありません。

 

当たり前のことであるからこそ、それが意味するところを、一度立ちどまってしっかりと考えてください。

 

これこそ一番の近道なのです。

最後に


いかがでしたでしょうか。

 

受験に昇進、はては結婚式の式辞まで。文章を書く機会は往々にして多数存在します。その中でより美しくより効率的によりわかりやすく文章を書くためにはどうすればよいのか12点に分けてご紹介しました。

 

次回から12点に注目しつつ掘り下げてみたいと考えています。

 

近道は一歩一歩着実に歩く事。

 

もともと皆さんは作文という土台をこなしてきたのですからそれほど難しくはありません。

 

気を付けるポイントをわかりやすくお伝えできればと考えています。

 

また次回お会いしましょう!

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