教育改革への対策《保護者の対策意向と対策行動に大きなギャップ》

皆さんこんばんはクリアカの中原です!

 

本日は2020年教育改革に関して非常に興味深い調査結果が出ていたのでご紹介いたします(/・ω・)/

 

教育改革を目前に、「思考・判断・表現」への対策をしておきたいと考えている3歳~小学3年生の子を持つ保護者2,400人のうち、実際に対策を始めているのは約20人に1人のみであることが、小学館集英社プロダクションが発表した調査結果より明らかに!

2020年教育改革の認知度


調査結果を見ると《2020年教育改革》を「内容まで知っている」調査対象者は全体の15.7%、また「聞いたことがある」は68.6%となっており、何らかの形で84.3%が教育改革について認知していることが分かりました。

 

私が前回2020年、教育改革について考えるを書いた時には知らない方が約6割だったことを考えるとかなり認知が進んでいることが分かります(/・ω・)/

 

また図の通り子どもの年齢が上がるにつれて「内容まで知っている」「聞いたことがある」答えた対象者が増加しており、子どもが大きくなればなるほど関心が高くなっていることが分かりました。

2020年教育改革「内容」の認知度


では教育改革の内容の認知についてはどうでしょうか(/・ω・)/

 

「小中高の学習指導要領が改訂される」という基本概念の認知については56.5%で全体の過半数に上りました。また「小学校でのプログラミング学習の導入検討」については79.7%、とこちらも全体の約8割が認知していることが明らかになりました。

 

一方で「グループワークや調べ学習など子ども主体の授業の導入検討」は約50%、「デジタル教材の導入検討」に関しては全体で37%とやや低位に留まる結果になりました。

 

またデジタル教材に関連して余談なのですが、文部科学省はコンピューターによる出題、回答方式のCBT(Computer Based Testing)を2024年度から導入したい考えであることを、文科省の専門家会議に示しております(/・ω・)/

 

PCやタブレットを扱い慣れてないから試験時間が足りなかったということがないように普段の日常生活からIT端末に慣れ親しんでおきたいですね(/・ω・)/

教育改革、対策実施者の割合


このようにこの数年でかなり認知の進んだ教育改革ですが、実際に教育改革対策している保護者はどのぐらいいるのでしょうか。

 

これに関して驚きの結果が出ております(/・ω・)/

 

最も認知の高い「小学校でのプログラミング学習」に対して「対策したい」と回答したのは全体の42.9%であるのに対して、実際対策を始めているのはわずか4.5%

 

また「思考・判断・表現」を問う、複数の科目を組み合わせた総合問題に対しても、全体の40.4%が対策したいと回答しながらも、実際に対策しているのは2.1%に留まっていることが明らかになりました。

 

なんと

 

教育改革に対策しておきたい保護者の約20人に1人しか対策が始められていないことが判明しました(/・ω・)/

 

教育改革について、3歳~小学3年生の子を持つ保護者の一定の認知はあるものの、その具体的内容については理解の程度にバラつきがるようです。

 

また、対策をしておきたい気持ちと実際に対策を始めている行動の間には大きなギャップがあることがわかりました。

 

皆様はいかがでしょうか。

 

ではまた!


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